私たちが指定管理者として運営している県立玉城青少年の家は、8月31日をもちまして、宿泊棟の建替え・新館移行のため一時閉鎖となりました。
1980年の開所より多くの方に利用していただいた宿泊棟は、役目を終えました。
しかしながらこの建物、運営をしていると、とてもよくできているんです。
設計段階から、子どもたちの自然体験の場としての使い方を考え、随所に工夫がされています。

1980年というと、日本の施政権下に沖縄が復帰してから8年目。
復帰後の沖縄の行政や大人たちが、子どもの自然体験の機会を、どの様に思って建設したのか。
そんな思いを、建物を見ていると感じます。
公共建築は、その時代の世相を詰め込んだ、タイムカプセルなんだと思います。

そのような視点で、もう一度この建物を皆さんに見て欲しい。
と思ったので、建築士さんと一緒に、建物を改めて見て回る、お別れ見学会を企画しました！

色々な思い出をお持ちの皆さま、思い出のエピソードも聴かせてください。
ぜひ、43年間、多くの子ども達が利用してきた建物の最期を、見送りに来てください。

43年間　ありがとう。玉城青少年の家宿泊棟お別れ見学会
日時：9月23日(土)　　建築関係者の回　10時～12時30分頃まで
　　　　　　　　　　　一般参加者の回　14時～16時30分頃まで


参加のお申込みは以下のアドレスからどうぞ！
https://forms.gle/N61D4VkkY286pQng7