暑中お見舞い申し上げます!
今月、かもがわ出版より、『復帰50年沖縄子ども白書2022』が発刊されました。
県内の子どもと関わる現場の方々、支援に関わる多くの皆さんの手で作られた一冊ですが、その中の『そだちをつなぐ保育』に
「沖縄児童館ものがたり」というタイトルで、私も文章を書かせていただきました。
これまで9年間の児童館運営を通して痛感した、子どもを取り巻く環境の様々な課題。
私は20年ほど前に県外から沖縄に移り住みましたが、子ども達や若者の姿に驚かされることは沢山あり、沖縄を批判的に見る時期もありました。
正直に言えば、やなナイチャーでした。(妻にも「今はだいぶましになったけど、ほんと酷かったわ!」と笑われます。)
その頃感じていたこと、大学の同級生のことなどが、児童館で子どもを取り巻く社会の一員となって初めて見えてきました。
そんな私が、児童館という子どもの遊びを保証する場所の視点から、戦後の沖縄の子ども、復帰後の子ども達の姿をまとめ、児童館のこれからの可能性について書かせてもらいました。
児童館から見える子どもの様子については、うるま市みどり町児童センターの山城康代さんも寄稿されています。
ぜひ、多くの方に読んでもらえたら嬉しいです。
山崎 新