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国場児童館が取り上げられました! 

お知らせ

こんにちは!国場児童館から山崎です。

昨年度、指定管理者として運営している那覇市国場児童館が、厚生労働省の調査対象となり、先日、その報告が掲載されました。

この調査は、厚生労働省による「非常時における児童館の活動に関する調査研究」というもので、日常的な活動の継続が困難な状態を「非常時」と位置づけ、その際の児童館活動を検討するため、モデル的な事業を検証するもので、この成果をもとにして、「ハンドブック」が取りまとめられました!
非常時における児童館の取り組みハンドブック

このハンドブックには、自然災害時の取り組みのほか、コロナ禍の取り組みも調査対象となっていて、『食料支援』についてのテーマで対象とされました。
調査担当者からその連絡をいただいたので、「うちは食糧支援としてはやっていない。子どもと日常を共有する施設として、人付き合いの一環として食料が手に入ったらお裾分けしています。」と伝えたら、「児童館っぽいじゃないですか!」と言われ、調査が決まりました。

食べ物はとても大切なものであり、だからこそデリケートで、尊厳にかかわります。
なので、子ども食堂を利用したり、お弁当支援をりようするのは抵抗があるから、その他の支出を削り、中には子どものゲームを売って耐え忍んでいる家庭もあります。

そんな保護者の思いを大切にしながら、でも、困ったときはお互い様だよって感じで、食料が手に入ったら、子どもの多い世帯や、コミュニケーションが必要と思われる家庭などから優先して、お声がけを行っていました。

このガイドブックには、保護者との関わりを大切にしつつ、困った際に相談してもらえる存在になるための取り組みを、丁寧に取りまとめてもらいました。
誰かに褒められるために実施しているわけではありませんが、厚生労働省のホームページに掲載されたことは、とても嬉しいです。

目を通してもらえたら嬉しいです。

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